ASN.1 デコーダー
PEM・hex・base64 の DER データ(証明書・鍵・CRL)を対話的な ASN.1 ツリーに解析。OID 名表示、HEX ビュー、バイト強調付き。すべてブラウザ内で完結します。
ASN.1 とは?
ASN.1(Abstract Syntax Notation One)はデータ構造を記述する標準記法で、暗号と通信の分野で広く使われています。X.509 証明書・秘密鍵・CRL・OCSP レスポンスなどは ASN.1 規則でエンコードされており、ASN.1 デコーダーでその背後の生の構造を確認できます。
DER と PEM の違いは?
DER は ASN.1 構造のバイナリエンコードです。PEM は同じバイト列をテキストで包んだもので、「-----BEGIN ...-----」ヘッダー、base64 行、「-----END ...-----」フッターで構成されます。本ツールは両者を自動判別し、PEM テキスト・hex・base64 の貼り付けにもバイナリ .der ファイルのアップロードにも対応します。
どんなファイルをアップロードできる?
DER データを含むファイルなら何でも:.der、.pem、.crt、.cer、.key、.pub、.csr、.p7b など。ファイル内に PEM があれば優先し、なければバイナリ DER として読み込みます。アップロード先はなく、ブラウザがローカルで読み取ります。
ツリーの読み方は?
各行にはタグ名(SEQUENCE、INTEGER、OID など)、バイトオフセットと全体長、値のプレビューを表示します。矢印をクリックするとノードを折りたたみ・展開できます。SEQUENCE と SET ノードは子を持ちます。[n] は文脈依存タグ(証明書バージョン [0] や拡張領域 [3] など)の印です。
数値の横の OID 名は何?
OID(オブジェクト識別子)はアルゴリズムやフィールドに名前を付けるドット区切りの番号列(2.5.4.3、1.2.840.113549.1.1.11 など)です。本ツールはよく使われる OID の対応表を内蔵しており、commonName、rsaEncryption、sha256WithRSAEncryption、basicConstraints などの分かりやすい名前を表示します。
HEX ビューの使い方は?
右ペインにはオフセットと ASCII 付きの古典的な HEX ダンプを表示します。ツリーノードをクリックすると、そのノードの正確なバイト範囲がハイライトされます。ヘッダー部分(タグと長さ)と内容部分でスタイルが変わり、構造がファイルのどこにあるかひと目で分かります。
「有効な DER データではありません」と出るのは?
PEM・hex・base64 のすべての解釈で ASN.1 構造が見つからなかった場合の表示です。典型的な原因は、PEM ブロックの途中切り取り、証明書の一部だけをコピー、hex 入力への不要文字の混入です。BEGIN と END の間の base64 行が完全か確認してください。
暗号化された秘密鍵も解析できる?
外側の PKCS#8/PKCS#12 構造と暗号アルゴリズムの OID は表示されますが、内部フィールドはパスフレーズが必要なため不透明な OCTET STRING のままです。構造とアルゴリズムは HEX ビューで確認・ハイライトできます。
証明書や鍵はサーバーに送られる?
いいえ。デコーダーも ASN.1 ライブラリもブラウザ内でローカル動作します。証明書・鍵・CRL・アップロードしたファイルが端末の外に出ることはなく、秘密鍵の構造確認にも安全に使えます。
OpenSSL の代わりに使う場面は?
視覚的に素早く確認したいときに便利です。証明書チェーンの確認、SAN や有効期限のチェック、同僚への構造の説明、ASN.1 の教育など。「openssl asn1parse」のブラウザ版で、HEX ビュー連動と読みやすい OID 名が付いています。
ASN.1 デコーダーの使い方
この ASN.1 デコーダーは、DER エンコードされたデータ(X.509 証明書、秘密鍵、CRL、OCSP レスポンス)を、探索できるインタラクティブなツリーに変換します。PEM テキスト・hex・base64 を貼り付けるか、ファイルをアップロードできます。入力形式は自動判別(PEM を優先)です。ツリーの各行にはタグ名・バイトオフセット・長さ・値のプレビューが表示され、よく使われる OID には分かりやすい名前が付き、ノードをクリックすると hex ビューで正確なバイト範囲がハイライトされます。処理はすべてブラウザー内で完結します。
- データを入力欄に貼り付けるか、「例を読み込む」でサンプル証明書を試すか、「ファイルをアップロード」で .der/.pem/.crt/.key を選びます。
- 「デコード」を押します。ツールは PEM・hex・base64 の解釈を順に試し、DER として解析できた時点で、判定した形式とバイト数を表示します。
- ASN.1 ツリーをたどります。各行にはタグ名(SEQUENCE、INTEGER、OID など)、@オフセット · サイズ、プレビューが付きます。[角括弧] で示される値はコンテキスト固有タグです。
- ノード横のシェブロンをクリックして子を折りたたみ・展開します。「すべて展開 / すべて折りたたむ」でツリー全体を、「ツリーをコピー」でプレーンテキスト版を取得できます。
- 任意のノードをクリックすると hex ビューでそのバイトがハイライトされます。ヘッダー部分(タグ+長さ)と内容部分は異なるスタイルです。OID 行には commonName や sha256WithRSAEncryption などの名前が表示されます。
デコードに失敗するときは、たいてい PEM ブロックが途切れています。-----BEGIN から -----END まで丸ごとコピーしたか確認しましょう。暗号化された秘密鍵は暗号アルゴリズムの OID まで解釈できますが、パスフレーズがなければ内部のバイトは不透明のままです。
関連ツール
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